小口現金があると、現金を出し入れする担当者を置かなくてはなりません。

担当者は、経費精算の依頼を受けると請求額を小口金庫から払い出して、その都度、取引内容や支払金額を現金出納帳に記録しなければなりませんし、小口金庫の現金を数えて現金出納帳の残高と照合し、1日の業務終了時には、金庫の中の現金を数えて、金種別に記録しなければなりません。

また、経費を精算する為につり銭を用意したりもしなければなりませんし、さらには実際の現金と現金出納帳が合っていないと、まず金庫担当者が疑いの目で見られたりと、あると便利なようですが、実際は管理するという煩わしい作業が必要なのです。

できたら、小口現金はなくしたいものです。
では、どのようにすれば小口現金を廃止することができるのか？

それは、経費精算をまとめることです。